読み聞かせは子どもとの共通体験 本は読んであげるもの

絵本を読んであげるとき、子ども達は、そこに描かれているものを細かく観察をしています。

 =ある体験記から=
小四くらいまで、私(父親)が嫌いで、私の言うことを聞いてくれませんでした。 そこで始めたのが、土曜日の晩は、必ず一緒にお風呂に入り、一緒に寝る。そのときに、本を読みながら…。三ヶ月後くらいたつと、子どもと私の関係は、大いに変わりました。 小四から始め、小学校を卒業するまでは、ずっと続けた読み聞かせ。子どもが寝入ってからも、しばらく読み続けていました。 その時間の充実していたことを今でも覚えています。

読み聞かせは、親子で共通な体験をしているのです。 同じ空間にいながらも、子どもはテレビ、親は…のように、別々のことをしているのとは意味が違います。 こうした共通体験がどれだけ多いいかどうかで、後の親子関係も決まるといってもいいのではないでしょうか。
 一日の終わりに是非、お子さんとそうした時間を持ってください。